つれづれなる山に⭐︎熟年離婚50代

2022.3月(53歳の終わり)に離婚した私の素直な気持ちを綴ります。

しあわせの形

土日はお天気に恵まれて、今年に入ってやっと無風でただただ気持ちの良い雪山を楽しめました。


土曜日が祝日だったせいか、いつもの土曜日より山も混雑していましたが、午後からの登山だったので、人に酔うこともなくひたすら深呼吸でした。



てっぺんの枝のような人は私です(笑)


さて、昨夜この記事を読んでいてこの人は若いけど、本当に賢く思慮深く優しい人なんだなぁと思ったので添付します。


Peco&Ryuchell(綴りに自信がありませんが)の家族の形についてです。

記事を貼り付けてみましたが、読めるでしょうか。


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peco自身への同情論に心境を吐露「ryuchellにお願いされて一緒にいるわけではない」

配信 2023212 11:30更新 2023213 10:25

AERAdot. アエラドット 朝日新聞出版

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現在4歳になる男の子を育てるpeco(ぺこ)さんとryuchell(りゅうちぇる)さん。昨年8月、婚姻関係を解消しましたが、これまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。本連載では、お二人の日々の育児や家庭について交互に語ってもらっています。今回はpecoさんに、婚姻解消後に出てきたご自身への同情の声について話を聞きました。


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昨年8月に新しい家族の形になることを公表してから、優しいお言葉をたくさんいただいています。私に同情してくれる声だったり、ryuchellと私を気遣ってくれる声があったりして、感謝しています。


正直、逆の立場だったら、こんな優しい言葉をかけられるかなと思ったりします。


普通の生活の中であれば、よその人の家族のことなんだから周りから何かいう権利はない、といえると思います。ただ、メディアに出ている人はプライベートについてもご意見をもらうことがあるものだと思っています。


だから、それでも優しい言葉をもらえることに、本当に感謝しています。


私に同情してくれたり、応援してくれたり、嬉しいことはたくさんあるんですが、私に優しいお言葉をいただくと同時に、ryuchellを批判している声を聞くと、私は悲しい気持ちになります。


確かに受け止めるべき厳しい声はありますが、全部が全部そうだとは思っていません。家族の人がそういわれるのは、嬉しくありません。


ryuchellpecoを縛り付けている」「pecoはまだ若いし、次がある。ryuchellは放してあげて」といったお言葉をいただくことがありますが、これは本当に苦しい言葉です。


私はryuchellにお願いされて、一緒にいるわけではありません。縛り付けられて、「新しい家族の形」になったわけではありません。


ryuchell
から男性が好きという告白を受けて、私がそれを受け入れて、いまの家族の形を二人で決めました。



「一人の母親の前に、一人の女性だ」という考えがあります。それは素敵な考えだと思います。だけど、私の中では息子の母親であるということが最優先なんです。私にとっては「一人の女性である前に一人の母親である」ということが大切なんです。私は「まだ若いし、女の子でいたい」という気持ちは、まったくありません。


そこは我慢していません。世間体を気にして、こうなったということもありません。ryuchellのために、とか、縛られて、ということもありません。二人で話しあった結果です。


ただ、私の覚悟や私たちの決意が伝わらないのも理解はできます。


私もメディアを見ていて、他人の裏の裏まで考える余裕はありません。どうしてもわかりやすい物語や図式でしか理解できないと思います。嫌味とかではなくて、本当にそういうものなのだと思っています。


結婚したことや子どもを持ったことについて「ryuchellpecoを騙していた」という声もあります。見方によってはそういう見方もあるとは思いますが、私はそうは思っていません。


性の悩みについて告白されたときも「私のこと騙していたの? 最低」とは思わなかった。本当に辛い思いをしてきたんだと受け止めることができた。ryuchellがこれまで見せてこなかったもの、押し殺してきたもの、私が見えなかった部分が、いまやっと出てきたんだと思います。


8
月に婚姻解消を公表したときにも書きましたが、ryuchellと出会ってから、8年間の愛は本物だったと思っていますし、信じられる。信じることができたからこそ、それまでの8年間と、これからの人生は別物だと考えることができました。


ryuchell
と付き合いたいと思ったのも私だし、結婚したいと思ったのも私。ryuchellと親になりたいと思ったのも私です。私が全部選択してきたことです。新しい家族の形についてもryuchellと一緒に私が選択したものです。



ryuchell
が最近かわいくなってきて、「pecoの心境が心配」といった声もあります。


横で見てきて、本当にキレイになってきました。先日ryuchellが出した新曲のMV(ミュージック・ビデオ)もカワイイです。私はそんなryuchellを見て、「本当に良かったね」と心から思える。すごく生き生きしています。自分が表現できているんだと思います。


ryuchell
が世間と私に伝えたことは、本当に勇気のあることだったと思います。だからこそ、その勇気がryuchellにとって価値のあるものになってほしいと思っています。


これからryuchellのかわいさにもっともっと磨きがかかろうとも、息子の親である責任と覚悟さえ持っていてくれれば、それ以上のことは何も望むことはないです。


先日、ryuchellが、どうやったらエクステが自然に見えるか、とか、髪の毛の乾かし方はどうするのか、私に聞いてきました。


この髪にはどういった服が似合うかとか一緒に考えもしました。そのときはryuchellのなりたいイメージがわかっていなかったので、ああでもない、こうでもないとなって、結局は自分で決めていましたが(笑)


人間と人間なので、腹が立つこともいっぱいあります。夫婦とか夫婦ではないとか関係なく、そういうことはありますが、普通に楽しい時間もいっぱいあります。


そこに後悔や悲しい気持ちはありません。


(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)


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様々な意見や考え方はあるんでしょう。

賛成や非難を意見されたり、育児中の若い女性にとってしんどいことだと思います。

でも、このぺこさんの文章を読むと、この人は若いけど、年齢とかではなく、慈愛に満ちた人だと感じて、よく知らない人だったけど、とても素敵だと思いました。


じわっと涙まで。


家族の形、夫婦の形、親子の形。

正解なんてないですよね。

みんな幸せになりたい一心なのは同じで。


ただ、整え方がそれぞれなだけで。


こんなに多様性を謳う時代なんだから、色んな形を見つけてそれで少しでも昨日より幸せだと思えるならそれで人がなんの文句を言えようか?


私も離婚して、そのまま一緒に住んでいてなんとなく自由だけど、完璧に自由でもない形で暮らしている。家を出られたらいいのにと思う反面、このままここにいる安心感もあり、まだ踏み切れないでいる。この形も人に非難されるものではないと思っている。

甘いよと言われたらきっとそうだとも思う。


もっと強く生きなきゃとも思う。

ブラッシュアップライフできるなら、やり直したい気もする。


だけど、本当に色んな形があっていいと思う。

ぺこちゃんたちも、頑張ってる。

私も気にせず頑張ろう。

心穏やかでいるために今はもう少しこのまま。


こんなブログを読みにきてくださって、ありがとうございます。いいねしてくださる人がいるんだ♡と思うと、元気が出ます。本当に感謝です。