つれづれなる山に⭐︎熟年離婚50代

2022.3月(53歳の終わり)に離婚した私の素直な気持ちを綴ります。

人生で起こることに無駄はない

息子(25歳)は大学は農学部だったのに、あまり関係のない職種について違和感があって2年足らずで辞めました。


去年、国家公務員試験を受けて最後の最後で不合格になって凹みまくりました。

これは国家公務員だった祖父と同じ職種を受験したもので、息子的にもみんなを喜ばせたい気持ちがあったんだろうなと思います。

ただ息子の性質には合っていない職種だったと思います。親の目線ですが、緊迫感と緊張感を強いられる仕事は向いてないと思っていました。だから不合格は仕方なかったかなと。でも流石に落ち込み具合は心配になるほどでしたが。



今年の春、私が今の仕事に就いてすぐ、あら?この農林水産省のこの仕事は農学枠があって、息子に向いてるんじゃない?と気づいたのは申し込みのギリギリの時期でした。すぐに申し込みをして滑り込みで間に合ったような感じでした。


説明会に行き、6月の私の誕生日に受験。

7月に官庁訪問があって私の生まれ育った町に行き、そのあと面接。そして8月の娘の誕生日に合格発表。


家族と関係のある日が鍵となっている不思議。それで合格したのはご縁なのかなと思わずにはいられません。


結果的に去年、試験勉強をしていたことで、今回の試験勉強にもスムーズにとりかかれました。

専門学校にも行かずに自力で勉強して合格できて、息子の今までの経験が無駄じゃなかったなと思えます。


喪失していた自信も少しは取り戻せたかもしれません。


そう思うと、私の人生にも無駄なんてないんだな、きっと。



読んでくださってありがとうございました。