つれづれなる山に⭐︎熟年離婚50代

2022.3月(53歳の終わり)に離婚した私の素直な気持ちを綴ります。

子供について

子供について書いていませんでした。

息子(平成9年早生まれ)25


娘(平成11年夏生まれ23


の子供がいます。




息子は大学を出てから社会人になったけど挫折して仕事を辞めて再就職活動中。

試験を受けて一次試験には合格するのに、面接で落ちるという状況で本人もかなり凹んだり、不安定なことが多いです。一応コロナ関連のアルバイトに行きつつ、就職活動です。せめて30歳までにはなんとかなってほしいなぁと心秘かに胸を痛めています。

子供の頃からいつまで経っても心配が尽きなくて、平穏だったのは大学生活で家を出ていた期間だけでした。目に見える場所にいると、気になって心配になるからかもしれません。



娘は高校を卒業して社会人になって、東北に住んでいいます。娘は赤ちゃんの頃から社会性が高く、体育会系で友達も多く社交的で明るく優しい器用な子でした。

なので、離れていてもそばにいても安心な子です。


同じ親から生まれても、同じように育てても違うもんだなと思います。



とにかく、2人とも学校は終わっているので、将来的なことは気になりながらも、経済的にはそこまで差し迫って心配の必要がない状況です。


離婚にあたっては15歳を超えてるので、親権問題はないけど、本人の意思でどちらの戸籍に入るか選べる旨は伝えました。


息子はふんふんと聞いておりましたが、自主的にどうするとか特に言い張ることもありませんでした。


娘は『お母さんの戸籍に入る。どっちの戸籍にいたって親子関係はかわらないんだから、お母さんが寂しくないようにそうするね』と言ってくれました。いつか結婚したら私の戸籍からもいなくなりますが、それでも私にとってはとてもとても嬉しい申し出でした。


戸籍は2世代までしか入れないので、私が自分の親の戸籍に戻っていたら娘を入れることはできませんでしたが、私はこの度の離婚で新戸籍を作って結婚していた時の氏を名乗ることにしたので、娘を入籍することができました。


離婚したら婿養子でもない限り、子供はそのまま夫の戸籍に入ってしまいます。

なので、娘を私の戸籍に入れるためには手続きが必要でした。


揃えるものは

・娘の戸籍謄本(親子なので私が取ることも可能です)

・私の戸籍謄本

・入籍届(市役所でもらえます)

・収入印紙

・郵便切手

・返信用封筒と(先の切手とは別に)切手を貼り付けたもの


これらを記入し、娘本人の自署が必要な部分に付箋を貼って、レターパックで娘に送りました。

この中にはもうひとつ、娘の住民票のある土地の近くにある家庭裁判所宛のレターパックも同封しました。


娘は必要事項を間違いなく記入して、書類一式を居住地の家庭裁判所に郵送してもらうようにしました。


これで受理されると、受理した『審判書』という手紙が娘に届きます。それと『入籍届け』を娘から送ってもらって私の本籍のある役場に提出して初めて、娘は私の戸籍に入る手続きが完了です。


そんな流れで、6月末に娘は私の戸籍に入り、紙の上のこととはいえひとりぼっちの寂しさは消えました。


たぶん、23年のうちに娘も結婚するとは思いますがそれでもこれは、とても心強い出来事でした。


また色々と思い出すたびに追記していきますね。



普通に楽しい54歳リ・スタート人生の出来事なんかも、包み隠さず書いて行こうと思います。


読んでくださってありがとうございました。