つれづれなる山に⭐︎熟年離婚50代

2022.3月(53歳の終わり)に離婚した私の素直な気持ちを綴ります。

実家が太いという言葉

『実家が太い』という言葉。

初めて聞いた時は何かと思ったけど


・実家がしっかりしている

・実家が資産家

・キチンと両親の揃った常識的な家庭

・いつでも帰れる安心できる実家


とかそんなニュアンスなのかな。


そういう意味では私の実家は

『実家が細い』


離婚して初めてつくづく思った。

まさに私の実家は細い。

ガリガリに痩せ細っている。


この年齢なら帰る実家のない人はたくさんいるだろうし、そこはどうしようもない。

でも、父子家庭だった私の父親が(私が19歳の時に)再婚してからは、もう帰る場所はなくなったなと実感としてあった。

新しい父の奥さんには2人の女の子の連れ子がいたし、大学生で一人暮らしをしている私が長期休みで帰っても居心地の良い場所ではなかったから。


結婚する直前の2ヶ月ほど、その実家に帰ったことがあったけど、式をあげるより早めに新居に先に住むことにしたくらい、父の新しい家族の中に紛れ込むのはしんどかった。


『実家が太い』友人、知人を見ていると羨ましくて心の中では悶絶しそうになるし、泣きそうにもなる。


そして私は自分がそうだったのに、娘に太い実家を作ってあげられなかったことを後悔したりもする。経験したくせに学べていない。

ごめんね。って。


思えば元旦那さんの実家は太くて、せっかくこんなに可愛がってもらえ、よくしてもらったのに離婚した馬鹿は誰だ?と思うと、申し訳なくて逃げ出したくなる。


自分だけが一番大変だと思い込んで、もっと感謝するべきだった。



あ〜あ〜

実家がこんなお城だったらどんなに良かっただろう(´Д` )


相変わらずのポンコツブログを読んでくださってありがとうございます。